受変電設備が必要な建物とは?
受変電設備は高圧の電気を、使用できる電圧に変換する設備のことです。
例えば一般宅や小売店などの建物ですと、そこまで大きな電圧がありませんので受変電設備もありません。
受変電設備が必要なのは下記のような場所です。
・商業施設
・学校
・病院
・オフィスビル
常にたくさんの人がいて、何階にもなっているような建物はまず間違いなく受変電設備が設置されています。
受変電設備は敷地のスペースに設置されている箱型のキュービクルと呼ばれるものです。
この中に変圧装置などが設置されています。
キュービクルは電気の司令塔のような場所で、遮断したり、制御することも可能です。
例えば、大地震が発生し、火災のリスクがある場合は一時的に断路を行い、電気の供給を停止することもできます。
一度設置してしまえば、自動でコントロールすることができますが、年に1回は必ず点検やメンテナンスを行って電気の供給が問題なく行われているかを確認します。
商業施設のような大きな建物には、低圧の電気を分散させて送ることが難しいため、一度この受変電設備に電気を集約させ、そこで変圧する仕組みをとっています。
弊社では、こういった受変電設備のメンテナンス業務も行っています。
業務に興味がある方はぜひお問い合わせください。